
イロンゴファームについて
米とアジアの野菜とハーブ
三重県津市白山町。青山高原の麓、近鉄榊原温泉口から歩いて行ける田畑で、完熟堆肥を使ってアジアの野菜とハーブそして、ゲストハウスイロンゴで提供するためのお米を作っています。自然環境と調和し、里山の多様な生物と共生していくため、農薬・化学肥料は使わず、元肥で土づくりをし、タネ・苗を植えた後は、剪定と収穫以外の管理は行なっていません。耕作放棄地にみるみるうちにソーラーパネルが建てられていく中、少しでも食料を作れる土地を残していこうと、ゲストハウスを経営する傍ら農業をしています。今のところ収益を上げることができておらず、手間と時間がかかる有機農業ですが、世界中から集まるWWOOFerさんたちにお手伝いをしてもらうことで、楽しみながら農業を続けています。そして、この楽しさを知っていただきたくて、お客さんに農業体験・収穫した野菜を調理する体験を提供しています。応援してくださる方は、公式LINEやメールでご注文ください。旬の野菜の情報は、LINEのオープンチャットでお知らせしています。関東〜関西まで収穫した翌日にお届けできます。自然の力で育った元気な野菜たちを味わって下さい。

ストーリー
1. 生まれ育った地域の農地を守りたい
私が子どもの頃、おじいちゃんとおばあちゃんの後をついて、田んぼや畑でたくさん遊びました。
通学路でフルーツをとったり、近所のおじちゃんおばちゃんから野菜をもらったり。
カエル・セミ・スズムシと季節の声に耳を傾けながら、受験勉強をしたり。
私を育ててくれたのは、地域の農家さんと農村という環境です。
納税が米で行われていた時代には、高納税率を表彰されたこともある倭村。
知る人ぞ知る、粘土質の土壌のおかげで、この地域で採れるお米は美味しいということを。
しかし、地域の少子高齢化に伴い、農業の継続が困難になり、放棄地が増えてきています。
食糧生産が可能な土地を、豊かな学びの宝庫である農山村の自然環境を後世に残していくために、
私たちは、自然なものだけを使って農業を続けていきます。
2. 食の生産を通じて人と繋がりたい
誰もが必要とする食。
その生産を通じて、同じ思いの人と繋がり、そのコミュニティーに貢献していきたいと考えています。
環境と調和する地域づくり、コミュニティーづくり。
オルタナティブスクール・シェアスペース・ゲストハウスを通して
つながった仲間たちと、収穫の喜びを分け合いたい。
そして、ここに行けばお米や野菜がある。という安心感を持ってもらいたい。
そんな思いで、美味しいものを作っています。
3. フィリピン料理を日本で楽しみたい
フィリピンで9年間、日本人のボランティアのガイドをしていた経験から、
フィリピン料理は日本人の口にとても合う。ということが分かっています。
しかし、フィリピン料理に使う食材は、なかなか手に入らなかったり高価だったりします。
そこで、私たちは、フィリピン料理に欠かせない野菜たちを作っています。
7月〜9月は、フィリピン料理体験の材料をほぼ自給できるほどです。
ぜひ、夏の間にゲストハウスイロンゴに来て、フィリピン料理体験をお楽しみください。













